工法概要

概 要

特許番号第7235255号

特許番号第7235255号

狭小地・壁際・コーナーでも威力を発揮!
既存杭引き抜き工法

Shut.c工法は、現場状況に応じ既存杭を任意の箇所で切断できる既存杭引抜工法です。
Shut.cケーシング先端は、Shut.c刃により閉じられる為、杭先端の取り残しもありません。杭は、分割して引き抜くことが出来るため、小割作業の低減が可能になります。また、ベースマシンに無理な力が掛からないので転倒防止にもつながります。
小型のベースマシンを採用することにより、コーナーや壁際、狭隘地・狭小地での施工も可能となる画期的な工法です。

  • 狭小地・壁際・コーナーでも威力を発揮!既存杭引き抜き工法
  • 狭小地・壁際・コーナーでも威力を発揮!既存杭引き抜き工法

特 長

  • 1Shut.c刃により安全な長さに既存杭を切断可能です。
  • 2振動・騒音が少ないため、街中での施工に適しています。
  • 3狭隘地、杭頭が深い等、様々な現場条件に対応できます。
  • 4様々な杭径に対応可能です。
  • 5杭破断、破損、ジョイント不接合等の杭も確実に撤去できます。
  • 6ベースマシンを選びません。

Shut.cケーシング先端

  • 全開時

    全開時

  • 全閉時

    全閉時

QRコードを読み取ると杭切断の様子がご覧いただけます。

施工手順

  • 1杭頭出し掘削

    バックホーなどで頭出しを行う。

    杭頭出し掘削
  • 2杭心セット

    ケーシングをセットする。

    杭心セット
  • 3削孔

    水・エアーを圧送しながら
    削孔を開始する。

    削孔
  • 4杭切断

    任意の位置でShut.c刃により
    杭を切断する。

    杭切断
  • 5杭引き抜き

    任意の位置で切断した杭を
    引き抜く。

    杭引き抜き
  • 6③~⑤の繰返し

    ③~⑤の繰返し
  • 7最深部到達

    深度確認後、
    残りの杭を引き抜く。

    最深部到達
  • 8引抜完了

    引抜完了

主要設備

  • テレスコ式クレーン

    テレスコ式クレーン

  • ラフタークレーン

    ラフタークレーン

  • 小型テレスコクレーン

    小型テレスコクレーン

  • クローラクレーン

    クローラクレーン

適用範囲

標準ケーシング径 φ457 φ660 φ711
適用ベースマシン テレスコ式クレーン、ラフタークレーン、小型テレスコクレーン、フローラクレーン 等
標準ケーシング長 5m 2m 1m
補助機材 ハイウォッシャー、コンプレッサ、発電機 等